仏事の豆知識
☆祥月命日とは・・・?
故人が亡くなった日を「命日」と言います。「忌日」と言う所も有ります。特に亡くなった日と同じ月を「祥月命日」と言います。
毎月の命日と同じ日のことを「月忌」といいます。
命日には、月参りとして墓参りに行きたいものですが、そこまでする方は少なくなりしました。
☆四十九日(満中陰)とは・・・?
仏教の死の期間は中陰の四十九日間です。満中陰には来世に生まれ変わるとされています。しかし、仏教では四十九日の満中陰を過ぎても三悪道の地獄、餓鬼、畜生へ転生した者を救う為に、百か日、一周忌、三回忌の追善供養が必要とされています。
☆お盆の供養は・・・
お盆の語源(盂蘭盆会)は、サンスクリット語のウランバナと言われています。
時期は、7月13日から16日で、13日に祖霊が帰ってきて16日には戻って行くとされています。お盆を迎える前には仏壇の清掃をして精霊棚を設けます。
きゅうりやナスに足を付けて馬や牛を作る風習が有ります。
13日の夕方には、オガラを焚き迎え火をします。盆提灯に火を入れます。
16日には、オガラを焚き送り火をします。
☆御彼岸とは・・・?
一年に二回あります。春彼岸は、春分の日を中日として前後三日の一週間。
秋彼岸は、秋分を中日として前後三日間を加えた一週間となります。
各家庭では、仏壇を清掃して花やぼたもちを供えます。
お墓参りは、念入りに行います。
☆塔婆とは・・・?
お墓の後ろに立てられているものです。卒塔婆とも言いますが、もともとはお釈迦様の仏舎利を納めたストゥーパをからきています。これを模したものが仏教の宇宙観を現す五輪塔、五重塔です。「地、水、火、風,空」を表現しています。そして塔婆も五輪塔を摸したものでそれぞれが、五輪塔の形をしています。
☆お墓参りの注意点・・・!
持って行くと便利なグッヅ。まずは、雑巾、亀の子タワシ、歯ブラシ、お花一対、お線香一束、チリ取りと箒、ごみ袋、軍手、草きりハサミ、バケツ、供物、ローソク、バーナー(家庭用ガスボンベとキッチン用バーナー)、このバーナーは一つ有ると便利です。御線香に火を付けるのに四苦八苦している方を見受けますが一発です。まず、墓所に着いたら、御先祖様に掃除をする旨、簡単に報告し、箒できれいに掃きます。ごみはごみ袋に入れ、草を抜きます。そして、石塔に思い切ってバケツで水をかけます。亀の子タワシで墓石をキレイに磨き、文字の所はハブラシで磨きます。もう一度、バケツで水をかけます。
そして、雑巾できれいに拭き、花筒を掃除し、水をたくわえます。水鉢も同様に。
そして花を生け、線香に火をつけます。供物を供えます。そして、御先祖様に近況を報告し、御加護をお願いします。
注意事項としては、供物はお参りが済んだら片付けましょう。カラスが頭上より目を付けていてカラスの楽園になります。墓石にお酒を掛ける方を見受けますが、必ずシミになります。水鉢に水を差し上げるのが、本来の姿です。
☆お墓を求めても、相続しても非課税・・・!
お墓の土地は、永代使用権となっており非課税です。ただし、墓石に関しては、建立すれば消費税がかかってきます。仏壇なども祭祀財産とされ相続しても非課税です。
生前にお墓を求め建立することを「寿陵」と言いますが、これは多少の節税効果を生みます。ただし、かなり高価なものでないと希薄です。
☆ 墓地の香炉を永く使うには・・・?
最近の香炉は、横穴式と言われるオリンピック型が多くなってきました。お線香は火が着いた方を左に向けて入れます。
香炉は割れないと思っている方が大半だと思いますが、これは割れます。御法事の時など三束以上を急激に燃やしたりして雨が降ってきたりしますとガラスと同じで割れることが有ります。また、石塔に掛けた水がこぼれて香炉に掛かった場合も同じです。水鉢に水を入れるだけにしましょう。
☆お墓の一坪とは・・・?
お墓の一坪は、関東では八寸角の芝台の大きさに由来します。三尺四方となります。
江戸時代、将軍家のお膝元、江戸市中で一番怖い事は、振袖火事に代表される火事、そして、伝染病です。ですから市中では土葬でなく火葬が奨励されました。ですからそんなに大きな墓は必要なく今でも墓地は小さめです。
関西では一聖地という言い方をしている所も有ります。